加太VR
「葛城二十八宿で星宿を見る」
友ヶ島を中心に修験道の聖地でもある葛城二八宿の魅力
も伝えるとともにコロナ禍で人の往来が妨げられる中での
バーチャル観光コンテンツ。
加太VR
大峰山と並ぶ修験道の聖地・葛城山。大阪・和歌山県境を東西に連なる和泉山脈から北上して奈良・大阪県境の金剛山脈へと連なる峰々の総称。この山系には修験道の開祖・役行者が法華経八巻二十八品を埋納したとの伝承があり、和歌山県加太町の沖に浮かぶ友ヶ島(序品)からスタートして大和川沿いの「亀の尾宿」(第二十八品)にいたるまで、各所に経塚や行場が連なる聖地で「葛城二十八宿経塚」と呼ばれています。
この28という数字は中国から伝わった星座(西洋星座ではありません)である宿(星宿とも)につながるという説がある。宿とは天球上に月が一日あたりに移動する場所を定めたもので、二八の宿があるのです。天体(月)の運行で暦(太陰暦)を作っていた当時はとても大切なものであった。キトラ古墳の天井にはこの二八宿が白虎、白龍などとともに描かれ、現存する最古の星図と考えられています。
葛城二八宿のスタート地点でもある友ヶ島。その海上では都会より燦然と星々は輝いており、そうした場所へ船で誘い、星々を観測するだけではなく、古代の人々への思いを馳せようというクルーズツアー。しかし、催行日が晴天とは限らず、悪天時の対応としてHMDを使ってバーチャルに楽しめるようVRコンテンツを制作しました。
(画像左:北斗七星と東洋の星座図、画像右:修験道の開祖・役行者(友ヶ島:虎島))
コンテンツナレーター 4代目 玉田玉秀斎(講談師)

1976年、大阪市平野区に生まれる。大阪府立長野高等学校から大阪市立大学法学部卒。高校時代にスウェーデンに長期留学。2001年11月、旭堂小南陵(のち4代目旭堂南陵)に入門。語学一般(英語・スウェーデン語・ドイツ語・中国語等)を用いて赤十字語学奉仕団などのボランティア活動を行う。アメリカ・ボストンでの英語講談・修羅場読みの模様はNHK WORLD「what's on Japan」で全世界に放送された。 英語の他、ブラジル・パラナ州でポルトガル語講談の経験がある。FM COCOLO NETRIBE(76.5mhz)やさくらFM(78.7mhz)、SENSHU JOLLY FM(82.6mhz)などで映画の予告編講談や北欧講談などの他、地域に密着したラジオ番組を担当している。 また、コミュニティー誌「せんば村」で映画のコラムを執筆している。2016年11月、四代目玉田玉秀斎を襲名。
加太VR キャプチャ
「葛城二十八宿で星宿を見る」
※下図はコンテンツの一部です。









体験者の声
• 短時間で加太の修験についてわかった。
• 星空の美しさと葛城二十八宿という加太の歴史を同時に学ぶことができた。
• 実際の葛城二十八宿の道も歩いてみたいと感じた。
• 説明文もよくようがついていて聞き苦しくなかった。星空について分かりやすく面白く見ることができた。
• 講談師さんの説明が丁寧で聴きやすく時間を忘れるくらいだった。
• 詳しく説明が分かりやすかった。話し手の方が分かりやすかった。
• 加太地域「日本遺産」の理解が進んだ。
体験の様子
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