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Astoroクルーズツアー

小型クルーズ船での東洋の天文をベースとしたクルーズツアー。
日本標準時子午線(東経135度)が通る海上の地点(言い換えれば日本のど真ん中)で停泊し行う星空鑑賞体験。(加太港から移動時間は約10分~15分)

加太地域と東洋の天文学(二十八宿)

古代日本の生活や文化・風習には、天文学が密接に関わっている。東洋の天文には天球を28のエリア(星宿)に不均等分割した二十八宿という分割法と、その区分の中に基準となる星座が決められています。日本をはじめ、多くの東アジア諸国では、二十八宿が文化、宗教、暦づくりなど多岐にわたる分野において影響を与えてきました。例えば、7世紀から8世紀ごろに造られたとされる高松塚古墳やキトラ古墳の天井には、二十八宿を描いた壁画が残っています。二十八宿の「28」という数字は、月が星座の周りを27.32日で周回することに由来しているといわれている。古代中国で開発された天文学であるが、現在の中国では衰退し、江戸時代に多くの出版物が発刊され日本には辛うじて残り現在に至ります。
(画像:北斗七星と東洋の星座図)

 加太地区もこの二十八宿には歴史的にも縁が深く地域資源となっています。修験道の開祖・役行者が、加太を第一番経塚(第一宿)とし奈良県王子町亀の瀬を第二十八番経塚とした葛城二十八宿という修験者の修行の道の基礎を、大峰奥駈道(世界遺産)よりも前に築き、現在も毎年、京都聖護院門跡、青岸渡寺(西国三十三所一番札所)など修験者が修行に訪れる。修験者を迎えるため1300年間続く向井家(迎之坊)が今も残り、毎年修験者を絶え間なく迎えています。
(画像:修験道の開祖・役行者(友ヶ島:虎島))

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Tour Scheduleツアースケジュール

スタート

集合(加太鮮魚前)
クルーズツアーについて説明

 Astroクルーズツアーについてのツアーに関わる安全・注意事項にご説明いたします。ツアーより楽しんでもらうために、事前に加太地域や星座の話もご説明いたします。

搭乗(乗り場)
クルーズ船 搭乗

 Astroクルーズツアーでは世界中の海軍や警察、レスキュー、極地探検などで採用されているリブボートで日本標準時子午線(東経135度)へ向かいます。リブボートは荒天時でも高速航行ができ、更に不沈構造の為、最も安全なボートです。また、ボートの運転はこの海域を熟知する漁師が担当します。

出発
日本標準時子午線に向けて出発

 Astroクルーズツアーでは世界中の海軍や警察、レスキュー、極地探検などで採用されているリブボートで日本標準時子午線(東経135度)へ向かいます。リブボートは荒天時でも高速航行ができ、更に不沈構造の為、最も安全なボートです。また、ボートの運転はこの海域を熟知する漁師が担当します。

ガイド
日本標準時子午線(東経135度)

 加太地区内の友ヶ島灯台より50mほど西側の陸地に、日本標準時子午線、(東経135度)が通っており、この場所こそが日本の子午線最南端の地点となります。到着後、夜空を見上げてのガイドをスタートします。海から見える星は陸から見る景色とはまた違います。

ツアー終了(加太鮮魚前)

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